映画

【バトン】好きな映画のジャンルを一行で表現するバトン

「良い映画」と「好きな映画」の違い。(「絶叫機械+絶望中止」/screammachineくん) http://d.hatena.ne.jp/screammachine/20080906の中において提唱されました、 「自分では見つけにくい客観的な「好き」の基準をアウトプットしてみようじゃないの!それ…

童貞とD.Tとダイナミズム

ここんとこ、ついつい物事を形容するのに金角ことゲッツ板谷氏の「バカの瞬発力」という言葉を使ってしまうんです。 人から「バカじゃねぇの?」と思われてしまうエクスキューズがついたどうしようもなく突き動かされる衝動と行動を一言で称するのに便利なの…

ウィークエンド・シャッフル

まず前回の日記からの続きですが。 高校時代の親友ですが、詳しい状況等聞きましたところ、警察に任せる段階に来ていますね。 ただ奥様がいるので、それはそちらのほうでやってもらわないと。 ウチら同期では、同窓会内やその他のルートで連絡も繋がり、でき…

【ここ】みちのくひとりたび【1週間其の一】

1週間で色々ありまして書く気力が削がれてたのと、書くことが多すぎて…。たぶん長くなります。まあ今回は三部構成の第一部ってことで。 でもキーボードの調子が悪くて打ちにくいなぁ、買い替えかなぁ。 実家に2日ほど帰ってきました。 妹と「葬式ぐらいで…

imagine

「もの食う人々」の著者、辺見庸に「反逆する風景」反逆する風景 (講談社文庫)作者: 辺見庸出版社/メーカー: 講談社発売日: 1997/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (18件) を見るという著書がある。 時おりしも、地下鉄サリン事…

Another One Bites The Dust

さて、「スケバン刑事〜コードネーム=麻宮サキ」にすっかり気をよくしたボクは、ノリノリで「永遠の法〜The Lows of Eternity」に向かうことになるのだが、そこに待っていたのは衝撃の事実の数々! 答えは15秒後。 ■永遠の法〜The Lows of Eternity さて…

白い炎

■スケバン刑事〜コードネーム=麻宮サキ 結論から言おう。 予想に反し、かなり面白かった。 企画のアレ加減、監督・深作健太、報道での「てめえの全存在がウゼェんだよ〜!」のチャーミーの演技等、不安なだけの要素満載であり、こっちもそれを覚悟&期待し…

2006ひとり東映まんが祭り開催!

久しぶり過ぎる更新。 だれ読んでる人もあんまいないと思うんですけど、わざわざトラックバックとかブックマークしてくださっている方とかどうもすみません。 3ヶ月も空いたんで(つっても告知ばかりだったから文章自体はさらに久しい)、色々書くことはあ…

酒と泪と江梨子とゴルゴ

「下妻物語」(傑作!)に始まり、気が付くと最近映画といえば、漫画の実写版しか観ていないことに気付く(スパイダーマンもそうだったなぁ)。 今日は今日といい観たのは、千葉真一主演「ゴルゴ13・九龍の首」と佐藤江梨子主演「キューティーハニー」だっ…

美闘女!!

オィーッス! 元気がないなあ、もう一度、オィーッス!! この週末は車が復活したこともあり、久しぶりの映画館ライド。 日曜は沖縄最終上映の「カンフーハッスル」を観て大満足。 で、問題は土曜に観た「レディ・ウェポン/赤裸特工」のほうですよ! 我が尊…

Jackass批評

Jackass映画版を見た。 でもこの虚無感は何だろう…。 あんだけ(秘宝とかで)持ち上げられていたにも関わらず全然面白く感じなかった。 言ってしまえば、その後に見たクレヨンしんちゃんのほうが面白かった。 対比するべきはお笑いウルトラクイズ等を演出し…

拉致られたくて…2005

拉致られたくて、6000本増毛ですよ! 拉致られたくて、全裸に黒帯ですよ! 拉致られたくて、靖国でインターナショナルですよぉ〜! と、いうわけで年末は我が生まれ故郷である山形に拉致られていました。 久しぶりに実家に帰ったといっても、毎日寝ては…

24時間クローン忍者〜SEXは地球を救う

前々から観たい観たいとは思ってはいたのですが、怖くて手を出すことができなかった 船木誠勝主演「シャドウ・フューリー」 をついに観てしまいました。 我らが船木センセイはクローンで作られた忍者にして人間兵器。作り上げた博士の復讐のためにかつての研…

みちのく一人旅(ザ・グレート・サスケ素顔の時のテーマ曲)

朝早く目が覚めてしまったので、とりあえず1週間のお楽しみ「特捜戦隊デカレンジャー」をチェキチェキ。 そういや俺って沖縄居るのに何にも沖縄周ってないよなぁ、との決意の下、自分に課した「沖縄世界遺産の旅」。今日は勝連城&伊計島に不思議発見! 勝連…

断言しよう!M・ムーアとはアイコラ職人だ!

やれ偏向している、やれ陰謀論だの、やれ売名行為だの、好意嫌悪様々入り乱れて論じられている『華氏911』。さっそく観に行ってきたのですが、そこらへんの意見は散々語り尽くされていると思うので、ボクなりの感想を述べてみたいと思う。『ボウリング・…

石破長官はお嫌いでしょうが。

史村翔・原作、すぎむらしんいち・画の『右向け左!』がかつてバブルも終わりかけの頃Vシネマ化されていた。 内容はと言えば、なんともバブルっぽいというか、原作の破天荒なノリがブチ壊されまくりというか、まあそこんとこは主演がうじきつよしだし、一応…

真っ赤に燃える負け犬の印

なんの撮り得も無い、冴えないアメリカの一中年男性の日常のみが描かれたコミック『アメリカン・スプレンダー』(http://www.amesp.jp/)が映画化され日本でも公開されるらしい。 「アメリカの輝ける星」というタイトルがなんとも皮肉なこの作品は元々自費出版…

カワイイ娘にスマックダウン!

前々から「アンタは絶対好きなハズだ」と言われてた「猟奇的な彼女」をやっと観た。 確かに面白くて萌えた。 あんなのマンガじゃん!という意見が多いみたいだが、そうじゃん、マンガじゃん! いきなり親父の頭にゲロったり、気に入らないヤツには理不尽大王…

KILL BILL vol.2 THE MOTHER STORY

キル・ビル2見ました。 今更なので散々皆さんに書き尽くされて斬新な意見もネタとしても成立する文が書けないような気がしないでもないですが。古今東西(非常に偏っている)復讐映画の玩具箱をひっくり返して、タラが欲しい玩具を作ってしまった。素敵。 …

カレ氏をマジマジ評論会

久しぶりの更新。 私、自主映画なんぞをやっておる一面もありまして、意外なところで私の作品を見てる人も日本でもたぶん5万人に1人はいるかもしれましぇん というのは言い過ぎ以外の何者でもないと思います、てへてへ。 ま、そんなわけで、新作撮りました!…

『イノセンス』の感想を一言で言うよ。

押井監督ってホントーに子供嫌いなんですね。

ホントのトコロ

とか偉そうに書いてきたけど、あぁ〜ん! もう本当にビリビリ「キ」まくりで面白くて最高だったですよ〜! キムとのやり取りはシビれた!ホント! ガンアクションはカッコ良いし!まだ『KILLES』観てない自分を殺したくなりましたよっ!グサリグサリ。…

総括として。人形遣いとは押井守自身。

こうして考えてくると、監督自身は人形遣いになりたいのではないか、と思った。 広大な情報の洪水の中でそれに同化し泳ぎ回る。登場人物(人形)、表現すべきその情報を思いのままに操りたい。 そうなんじゃないか、と考えてたら赤信号の交差点に危うく突っ…

押井作品の持つ「リアル」

気がついたら押井作品が好きだった。好きな作品が監督の作品だと後から判ったことも少なくない。 なんでこの人の作品に惹かれるのか。 考えてきたけど、感覚に合うから、とかそんな程度の考えしかもたなかったし、面白いからそれだけでいいや、とほったらか…

電脳世界、その海は広大で。

押井作品といえばやはり登場人物の口から発せられるモノローグであり、隠喩であり、引用句であろう。その響きに観客は魅せられ、また、そこに含まれる情報量に混乱し、ある時は微笑させられる。 何故にあれほどの情報量を詰め込む必要があるのだろうか。 最…

仮想現実、あるいは、イノセンス・ライド

もしも、この自分自身の意思さえも、どこかの野良犬の昼寝の夢だったら? そんな自分の立っているものの危うさを監督がテーマにしてきたことは先に述べたが、情報化社会の発達により、そんな作り出された現実を脳味噌の中にブチ込むことは可能になってきてい…

本質としてエンターテイメント

『イノセンス』の話の本筋はしっかりとしたSFクライムアクションとして成り立ってるのは特筆すべきところであると思う。別に難しく考える必要も無く本筋を観ていけば話は理解できるし、しかも銃撃戦シーンや謎解きも丁寧に描かれていて非常に楽しませてく…

『イノセンス』雑感

押井守作品には「今在る自分自身の危うさ」が描かれていると思う。 「パトレイバー」では我々を支える社会システムそのもの、「ビューティフルドリーマー」「攻殻機動隊」「アヴァロン」では自分という存在そのものへの疑問が投げかけられている。 そんなも…

ある風景。

ある日の新宿駅。 垣間無く人々が行き交っていく。それぞれがそれぞれの意思を持ちながら。 その中を、一人の掃除夫が床にへばりついたガムを取っている。 誰も掃除夫には気付きもしません。 見ているのかもしれませんが誰も意識に止めようとはしません。 掃…

お話と作品性

アカデミー賞11部門受賞!ロード・オブ・ザ・リング! いや〜、やっと見ましたよ、「旅の仲間」。 いつのハナシだって?いや、だからやっと見たんですよ!(サーベルを噛みつつ) ずっと見る気が起きなかったのは、まず映画館でも無いのに3時間も映画を見る…