カレ氏をマジマジ評論会

xxx1shot2kill2004-05-18

久しぶりの更新。
私、自主映画なんぞをやっておる一面もありまして、意外なところで私の作品を見てる人も日本でもたぶん5万人に1人はいるかもしれましぇん
というのは言い過ぎ以外の何者でもないと思います、てへてへ。
ま、そんなわけで、新作撮りました!
つっても撮っただけで編集もなんもこれからです。
内容は馬鹿アクション。ただアクションは本物連れてきたんでポテンシャルは高いと思う。
土曜日はアクションの取り残しと作品導入とエンディングの馬鹿シーン撮影。
GWの撮影ではあいにくの雨に見舞われ、撮影場所急遽変更。折りしもテロ予告で厳戒態勢中の東京都庁、その半地下でゲリラ撮影開始!
と思ったら三脚立てて3分で警備員に捕まる。
慎太郎の言ってることは嘘ばかりですよ、奥さん!
ということで、コッポラの娘には許して、我らヤングクリエイターには許さないのか、と剣幕立てる刹那、警備員さん「最近はたいてい許可するんで許可取ってください」とのこと。ちょっと奥さん耳寄り話。
というわけで痴漢シーン撮影。
痴漢と言えば埼京線!つーことで朝から新宿埼京線ホームにて当然の如くゲリラ撮影開始。
ホームに寝転がり苦しがる演技の我々を警備員さん「大丈夫ですか?」
いや大丈夫、大丈夫なんだけどね…。
演技力に自信が加わった!
新宿から埼京線に乗り込み、ケツをまさぐったり恍惚の表情を浮かべたり拳銃振り回す我々を乗客の皆さんは温かく見守ってくださった!
ありがとう皆さん!それとも慣れてるの!?
問題はエンディングのベッドシーンだ。
ラブホで撮影したいが我々は男三人。
そこでリーズナブルかつ客が最もバラエティに富んでると思われる大久保のラブホに我々は撮影場所を求めた。
ホテルを物色。
スーパーファミコン導入」の文字が熱い。
休息3000円ホテルを見つけ早速交渉開始。あっさりOK。さすが大久保のおばちゃん、様々な人種に度量が広い。
男が一人また一人とシャワーを浴びタオル一枚で出てくる。撮影の俺も思わずノリノリで何故か下着姿で撮影だ!
しなくていいって?すまん。でもベッドで興奮してエドウィンのブラピのような謎の動きを見せるキミもどうかと思うぞ。
男同士の肌が触れ合う感触に悲鳴が隠せない。
かわいいなあ。嘘。
撮ったのを見返したらさらに悲鳴が漏れた。俺自身も。
おばちゃんにお礼を言い、ホテルを後にする。
昼下がり、太陽が眩しい。
門から出た我々を迎えたのは、学校帰りの多感な男子高校生4人の好奇の目!
「マジかよ」「マジだぜ」
いや、違うんだ!我々はただの映画を愛する日本男児たちで!説明しようとするも、こっちの三人のルックスは「ワイルド」「坊主」「ヒゲ」しかも全員体格良好ときたもんだ。
遠慮はなしよ!フッ!フッ!フッ!フッ!フッ!
50mぐらいの距離の路地で20回は振り返ってたキミたち…君たちの心に深いトラウマを残せたことと信じたい。
こんなネタみたいな映像撮っときゃ良かったと烈しく後悔するココ一番に弱い三十路前男の哀しく濡れた週末の午後。