Jackass批評

Jackass映画版を見た。
でもこの虚無感は何だろう…。
あんだけ（秘宝とかで）持ち上げられていたにも関わらず全然面白く感じなかった。
言ってしまえば、その後に見たクレヨンしんちゃんのほうが面白かった。

対比するべきはお笑いウルトラクイズ等を演出したテリー伊藤であろう。あれだけのくだらないネタ、そしてリアクションをゴールデンにまで（俗悪とは言われたけど）作り上げた手法は今、見直されるべきではないのか？
僕はJacjassはただのネット映像の垂れ流しにしか見えない。
一つの映画として作り上げるべきであったのならネタの垂れ流しでは無く一つの流れを持って一つの作品として作り上げるべきだったとはっきりとここで言いたい。
せっかく体を張ってるのにあれではもったいない。
思うにJackassというのは若い人が持つ、何かを発散したい、無茶をしたいという思いの反映ではないだろうか？
バックヤードレスリングにも似たものが言えると思う。
確かに僕も三十路を迎えつつもそれを思う。
それが作品として昇華されてない。
その口惜しさをJackass the Movieには感じた。