24時間クローン忍者〜ＳＥＸは地球を救う

前々から観たい観たいとは思ってはいたのですが、怖くて手を出すことができなかった
船木誠勝主演「シャドウ・フューリー」
をついに観てしまいました。

我らが船木センセイはクローンで作られた忍者にして人間兵器。作り上げた博士の復讐のためにかつての研究仲間たちを皆殺しにしようとする。研究仲間たちもそれに対抗するために殺し屋を雇い、自らもクローン人間兵器を差し向けるのだが…。
という非常に「ハリウッドデビュー！」とうたっている割にはあまりにあまりなプロット。
しかしこれが予想に反してマトモ（っつてもＢ級としてですが）な内容。
ストーリー展開は結構エモーショナルだし、アクションと火薬に金を割いているＢ級映画としては正しいありかたでございます。
殺陣は船木に合わせたのかリアルガチ系で見ごたえがありました。船木センセイの動きもキレてたしね。

しか〜し！
埋め込まれた復讐遺伝子（！？）がコールガールと一発ヤってしまうだけで無くなってしまい、人間性を取り戻してしまうというのはどうだろう！？
これは北方謙三センセイの「モテたかったらソープでとりあえず一発！」の思想を継承してるのでしょうか？

ダメ人間であるこのボク。
人間性を取り戻すために一発計上してくれる方を是非募集したいと思います。

ちなみにヒクソンに負けた船木センセイ。
最終目標がアクターであるヒクソンよりも先に映画デビューを果たした時点で船木センセイの勝ちだとボクは思っております。
試合に負けて勝負に勝ったというところか。