拉致られたくて…２００５
拉致られたくて、６０００本増毛ですよ！
拉致られたくて、全裸に黒帯ですよ！
拉致られたくて、靖国でインターナショナルですよぉ〜！
と、いうわけで年末は我が生まれ故郷である山形に拉致られていました。
久しぶりに実家に帰ったといっても、毎日寝ては食って美味しんぼを読むだけの体たらく。オヤジの逆鱗に触れ、逃げ出すように外へ。
街は全てを覆い尽くすかのような大雪。
そんなボクが行きついたのは３年前からの行きつけのお店。
そこのお店、ぐるナビで「ロックで踊れるお店です！」と書いてあったのを信じて行ってみたら、会社帰りの親父とＯＬがカラオケを歌っていた、というなんともいえないファーストコンタクト。が、気が付くと、ウルヴァリンを始めとするアメコミヒーローやビーバス＆バッドヘッド、Ｂ級映画のポスターやフィギュア、映画秘宝のバックナンバーがディスプレイされているステキなお店ではないですか！
お店のマスターはバンドもやっており、リーゼントも似合うイケメンなのに「ゾンビ」を年に２回は見返すというダメ人間。
意気投合した我々は夜が明けて日が高くなるまで語り、飲み明かし、それ以後、帰省するたびに通っているのでした。
ちなみにこの時、一緒に飲んだくれていたのが「お水の花道」の作者、城戸口靜さん。帰省中とのことでした。色々銀座話聞かせてもらいました。なんという偶然。
で、今回も突入。
店の入り口のディスプレイが明らかに変わってる。これまでただのドアだったのが、Ｘ−ＭＥＮたちに占拠されている。しかも「Ｂ級映画と８０'Ｓロックをこよなく愛するお店です！」との張り紙が。マスター、完全に趣味に傾いてしまっています。この店が今度来るときにあるのかどうか思わず心配に。
デビルマン１巻にある「ここが三途の川原の入り口だ！」の台詞を口ずさみつつドアを開けると、特大の超人ハルクがお出迎えしてくれます。
１年ぶりに会いまして早速話したことといえば「ゴジラ・ファイナルウォーズ」の出来について。マスター、轟天号の出来をかなり気にしておられました。
そんなマスター、今年のＮｏ.１映画は？と聞いたら、「スパイダーマン２？」「ノンノン」「ヘルボーイ？」「ノンノン」
答えは「パニッシャー」でした。
「いやぁ〜あれはヒドかったねぇ〜。」とノンキに語るマスター。Ｎｏ.１の基準が皆目判りません。
その後、残りの友人らとも合流し、ボクの自主映画のラッシュを流したり、バカ映画話、バカロック話に花を咲かせたり、ＣＳのベストヒットＵＳＡをダラダラ見たりして過ごしていたら、客はいつの間にか酔いつぶれたロック兄ちゃんとボクだけに。
その後マスターの家に回収されまして、朝に美味しいコーヒーと昼飯をおごっていただきわざわざ家まで送っていただきました。
