【魂】そんなある日の余談【伝承】

戦隊物のオープンロケを晴海でやって五反田のスタジオに移動。
そのときはまだ研修中だったため終電前に上がらせてもらい、五反田駅に向かって歩いていて、途中のam/pmの前に来たとき、ちょうどドアが開きam/pmの袋をぶら下げた黒のダブルのスーツがやけに似合う分厚い身体の紳士が。

am/pmの袋をぶら下げているけど、もう20年、その顔を何百回も見ているので見間違えるわけがありません。


松井章圭館長でした。


ロックオンとともに帽子を脱ぎつつ即ダッシュ
「あの松井章圭館長でいらっしゃいますか?」
オドオドと聞くと「はい、そうです」とのお返事。
あそこも色々はあったものの殿上人には違いなく、「ファンです!握手お願いします!」と若獅子寮生状態。
「ありがとう、どうぞ」と両手にぶら下げたam/pmの袋を持ち替えて差し出した分厚い掌を両手で包み込みガッシリとシェイクハンド
マス大山総裁生前には間に合わなかったが、(一応)二代目ということでここに極真魂伝承完了!

am/pmの前で。

その後、「ありがとうございました、押忍!」と十字を切り背中を見送る三十路半ばの冬の一コマ。