「72」

ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…
こんにちは、ジャック・バウアーです、なんて言っちゃったりなんかしちゃったりして(CV:小山力也のモノマネをする広川太一郎の真似をするイジリー岡田

さて、住居も決めず、膨大な荷物だけを宛ても無く送り出して旅立つ、というノーフューチャーな船出をしたワタクシであります。

沖縄から東京まで船便で3日間。
その間に、新居を見つけ、契約その他までをこなすという、スリリングなドラマが展開する!ハズ。

昨日、ご厄介になってる高校からの女房と見まごう如きの腐れ縁T氏と部屋探しに出かけ、松戸の駅前で不動産屋の物件張り紙を見てたら、そこの女子社員から声をかけられた。
そんな彼女も運の尽き、席に着くなり、この住所不定無職の男は、
「とにかく安く!そして土曜日には荷物来ちゃうから早く契約できるのを!」と無茶な要求を将軍ワカマツの如く吼えまくる。
ネックになるのはやはり保証人の問題。基本は肉親ということで、その文書のやり取りなんかしてたらあっという間に期日は来てしまう。横にいるT氏は「いつでもやってやる!」とネクタイを緩め腕まくりのテリー・ファンクの如き戦闘態勢なのだが…。
そして保証人無しとなると、家賃が高くなる。
う〜ん、と腕組みしてたら、立地、条件ともに気になる物件があり、なんといっても売り文句が、
「大家さん良い人です!」(原文ママ
一応、モノを見てみたく、現地に行ってみると、駅は近いわ、商店街は近いわ、そのくせ静かで環境はいいわ、出窓がでかくて明るいわ、部屋の広さもちょい狭ぐらいで手ごろだわ(沖縄の家は広すぎて却って一人身には寂しい思いをした経験より)、「大家さん良い人」だけあってマメに手入れされててキレイだわ、といいことずくめ。

かなり気に入った様子を不動産屋が見て取り、大家さんにすかさず電話すると、
「保証人が友達(T氏)?働いてるんでしょ?じゃあそれでいいよ」
とこれ以上ないステキな返事!
売り文句に間違いはありませんでした!

そのまま手付金を払い仮契約し、今日、役場に行って移転手続きも完了。これで千葉県は松戸市民です。

スリリングさに欠けるかもしれんけど、十分にドラマチックな展開にヒデキ感激!ですわ。

唯一、問題としては、先月の電話料金が落ちてなかったらしく、116で電話番号移転手続きが出来なくて、しかも料金支払いが郵送されてくる請求用紙でしかできない、ってので、ネット開通が遅れそう、ってコト。


土曜日の荷物到着まで、諸手続き以外は割と暇を持て余すことになったボクですが、高校時代からの女房役・T氏の家は大変居心地がよく、彼は彼女ができるとことごとく「kamikazeさんは死ぬまで付き合うことになるからな、家族と思え!」と説教したうえに紹介するので、同棲されてる今の彼女さんのボクへの扱いも家族同然、実家よりも実家に帰ってきたようです。しかもこれからご近所さんだし。

あとは、学校への入学手続きがどうなるかッスね。
実をいうとこれもけっこうな問題を抱えていて…?

次回、「72」にご期待のココロだ!(CV:小沢昭一
ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…