虎穴に入ったら穴貫通!

さて、目覚めてついに土曜日。
「ついにこの日が来てしまった…」と嘆くことしきり。できれば目覚めたくなかったんだが…。

会場入りは19時ということなので、早めに家を出て那覇のBOOK JOYへ。
卯月さまへの献上品として「チャッピーと愉快な仲間ども 大増補版」を購入。
grooveへの道がてら、時間もあるので前島のcotefに立ち寄る。
奇しくもこの日、ヘントナー大佐主催のイベント「elegAnt spAce」が開かれるので死ぬ前の挨拶に。

久しぶりに5323、KEIちゃん、大佐と会う。これが今生の別れか…。
大佐は嫌なことがあったらしくローテンション。5323の拝テンションに救われる…。

groove到着までの間に必死に構成を考える。あとはばるさんと軽く打ち合わせをするだけだ。

到着してgrooveに入ると、有末さん、早乙女さん、卯月さん、ジョルジュさんと店の人のみ!
完全アウェー!
覚悟完了!と落ち着くどころか緊張が高まるばかり。この時点で死にそうに。

タイミングを見計らって皆様に挨拶し、卯月さまには「チャッピー〜」を献上。喜んでもらってとりあえずはほっとする。

コトラさん、あいろちゃん到着も、ばるさん、寿師匠未だ到着せず。うぁぁぁ〜どうすんだよ〜、と泣きそうになりつつ、ガチャピンさんや店の方と話をして時を過ごす。ガチャピンさんにgrooveでイベントやりたい、と言って快諾してもらうがそれもこれも無事だったらの話。
その間にお客さんが何人か来るが、どれも以前と客層が違って固そうな人ばかり。マジだったら引かれちゃうよ〜、俺の素人芸なんかさ〜、と緊張は頂点なんかとっくに越えて大気圏外に出そうに。

30分前にやっとばるさん到着。ほどなくして寿師匠も到着。
紫苑さんが体調悪く急に来れないということ。うーん。

5分押しでスタートし、最初はジョルジュさんとガチャピンさんのセッション。
その間、上の路上でばるさんに殺陣を仕込む。最初の絡みだけ覚えてもらえば、あとは関節技のコンビネーションで好きにやれる。ちなみにばるさん格闘技知識ゼロ。しかも段取り覚えるのが苦手ときたもんだ。
練習中、寿師匠の娘さんにバカにされまくる…。

このへんでエスくんとアップルミントさんが来る。挨拶したけど、なに話したか覚えていない…。

最初のセッションが終わりに近づき着替える。
前日、寿師匠に「ふんどし持ってない?」と言われたが持ってるわけないよ!ということで、全裸にケツ丸出しタイプのファールカップ装着!その上に柔術着を着る。これが後に悲(喜)劇を呼ぶことに…。

ファールカップ(ケツ丸出し)を見せたら本気で恥ずかしがるあいろちゃん。カワイイ…。

入り口でコトラさん、あいろちゃんと出番を待つ。
コトラさんは前回出ているだけに落ち着いている。あいろちゃんはいつもと違う状況に緊張気味。

コトラさん、あいろちゃんの出番。
軽快なメロディーで中に入っていく。
中からは笛の音と鳴り止まない笑い声と拍手喝采
それがますます緊張を駆り立てる。プロの後に素人芸とは…トホホ…。

が、出番が近づくごとに緊張感が銀河系外へ…変なトリップ感。もうやるしかないッスよ!
当に覚悟完了

コトラさん、あいろちゃんのステージ盛況のうちに終了。
コトラさんのトークが入って、喋ったコトラさんにみんな大ウケ!

PRIDEのテーマが鳴り、ついに出番。
ばるさん入場。グローブに自衛隊の帽子とシャツという姿にウケてる!イケる!
続いてボク入場。拍手と笑いを受ける。ステージに立ち観客にアピール。
ばるさんのパンチとキックを軽くサバき、ばるさんの尻に強烈なミドルキック!
続いてのばるさんの1・2パンチを受け、腕を取り前方回転するビクトル投げからヒザ十字固め!
そこからアキレス腱固め、ヒールホールド、STFと繋ぎ、上半身の関節技へと移行。体が動くまま、ばるさんが逃げるままに関節技地獄へと陥れていく。
そしてマウントから顔面殴打しているところに、「グロいの見せんじゃねぇ!」と寿師匠乱入!
ムチで2人をバチバチしばくと、「四つん這いになれ!」と一喝。
30男2人並んでの四つん這い姿はなかなか見れるもんじゃありませんよ(笑)
ばるさん、そしてボクのプロフィールを口上しながらバッチンバッチンしばいていく。アドリブなのに流石!場を繋いでいきます。
ふと顔を上げれば目の前にはエスくん夫妻。く、屈辱…。
ここでは「上官だから」とボクはあまりシバかれることなく、ばるさんがメタクソしばかれまくる。
「ああ、良かったなぁ」なんて思っていたら…
「卯月さんいます!?」と寿師匠の声が。師匠の娘さんが卯月さんを呼びに行き、卯月さん登場!
「メリットが欲しいとか言うもんだからちゃんと用意してありますよ」と、S役が卯月さまに交代!
なすがままに柔術着を脱がされると、それはもう!ケツ丸出しのファールカップ一丁!
前回は体験的だったムチ打ちを今回は本格的にビッシビシ受け、「もっと泣いてくれないとつまんないなぁ」と言われるもので、もっと犯していただきたく悲鳴をひぃひぃ上げる。
そして標的は衆人環視のアナル(以下ケツマンコ)に。
四つん這いでケツマンコをgrooveいっぱいのお客さんに晒し、「まずは拭き拭きしようかねぇ」と、卯月さまに拭かれるも、そこには茶色の染みが…。全く見えない状況なのだが、正直、これから起こることや、ケツマンコ見せてるよりも、この瞬間が一番恥ずかしかった!(ちなみにちゃんと風呂には入ってきました)
「ちゃんとお風呂入ってきたの!」の言葉に、咄嗟に、「すいません!つい先走ってしまって!」と返答。
拭き拭きされた後は、ロウソクに火が灯され、ゆっくりと、そして大量のロウが尾骶骨からとろーりと。
正直、はっきり言って気持ち( ・∀・)イイ!です。痔の方なんかにはオススメのプレイだと思います。
「門渡りが!アリの門渡りが!」と思わず叫んでしまうボク。
冷えてきたロウのケツマンコ部分をゆっくり除く卯月さま。その手が次に手に取ったのは「蛍光ローション」!
去年のサディスティックgrooveのレポで最後に書いた「次に卯月お姉さまとお手合わせするときは、後の処女も是非奪ってもらう所存でおります!押忍!」という言葉が、今、現実になろうとしています。
ケツマンコをローションで湿らせるその感触はなんとも…もう戻れない太陽の牙ダグラム
そしてついに卯月さまの指がボクのケツマンコに挿入されたのであります!
感想は…東スポの街頭淫タピューでいう「アレ?こんな簡単に?」。
とりあえずは、数々の危機から守ってきたボクのアイアンメイデンが喪失されたのですよ!
指で激しく内部を刺激され、これまでに無かった未知の感覚。
「ワタシ伍長なのに中尉にこんなことしていいのかな〜」とのお言葉に、「いいぞ!伍長!その調子だ!」とアントニオ猪木ばりの挑発発言。
すると、指1本が2本!3本!4本!5本!そして…!
会場からなんか悲鳴とも笑いとも驚きともつかない声が耳には入りました。
だが、それ以上の刺激が!「伍長!伍長!」と思わずタップ。しばらく入れられてましたが流石に早すぎた感が…(ちなみにこのときジョルジュさんは「まだまだだな」と漏らしてたとか…無念)。
前に手を伸ばす伍長でありましたが、前は金的カップで完全防御。「前はファールカップで完全防護であります!」と叫ぶと、脱がせられそうになり、「ここLIVEハウスなので前は無しで」と寿師匠がストップ。でも…前出したらアンなこともコンなこともされたのかなぁ…(しばし妄想)。
「ペニスバンドないですか?」と卯月さま。ええっ!この上に本格的に犯してもらえるんですか?と喜び半分恐怖半分。
「今日はないんですよね〜」ということで急遽マラカスに(笑)
マラカスを挿入。括約筋が一番効いてるところでは「うっ」ときたもののあとはアッサリ。
「さあ〜、踊って〜♪」とボクもケツを振り振りマラカスをシェイクさせると会場大爆笑!冥利ですな。
そこに寿師匠、「祝!ケツマンコ貫通」と書かれた日の丸の旗をボクに渡す。用意してたってことは元から仕込んでやがったな、と心の中で一人ごちる。
立ってお客さんに旗振ってアピール。満場の拍手。英霊も泣いてます、ホント。
宿願のケツマンコ処女貫通に「アナル処女です!」と叫ぶ。

考えても見てください。ずっと憧れてた方に(アイドル・俳優・二次元・三次元等々問わず)、処女OR童貞を捧げたんですよ。こんな経験、大多数の人はできないはずです!

感謝の意味を込めて卯月さまと「押忍!」と挨拶!
その後、「幸せ者!」と寿師匠にケツをムチでしばかれるとマラカスが噴射しました(笑)。

そして、ケツマンコに刀で喝。すると、師匠が、「中尉、もう一つ、望みがあったよね?」と不敵な笑み。
そうです。乳首ピアスです。
注射器を手に歩み寄る師匠。
そして乳首に一本、一本と貫通させていきます。痛いには痛かったんですが、数週間前もっと太いニードルでピアス開け失敗してるんで、それに比べれば(以下略)。
それをムチさばき一発で落とす寿師匠、見事!

最後はお約束の火炎放射でシメ!
並んでの敬礼で終了!
拍手の中、初めてお客さんの顔が見えましたが引いてる人、ウケてる人、驚いてる人様々で面白かった。

あれ、後半ばるさんは?というとずっとステージ上の傍観者でした(笑)
「いや〜凄かったよ!」と言ってくれるばるさん。いつもはやられてるほうだから客観的に見えない上に、かつてばるさんが10日間かけてステージでやっていった内容を1日でやっちゃったことに対する賛辞で、ステージでは先輩のばるさんからそう言ってもらえるのはボクとしては嬉しい限り。

控え室で卯月さんと有末さんに挨拶。そして卯月さんにお礼。
その後、煙草吸いながら雑談等したのですが、これって今考えると凄いことなんですよね!
ステージング・ハイで全く気付きませんでした…ハイ(反省)

と、落ち着いたところ、「早乙女さんのステージだ!」ということを思い出し、急いで戻ると、ちょうど大詰めの切腹のところ。これが見たかったんですよ!
もうそれは、スゲェ、の一言。
鬼気迫るというか、早乙女さんの小さな体から、どうしてこんなオーラと迫力が出るんだろうとステージング・ハイと相まって脳味噌からドーパミンが出まくる。
切腹と言ったら、三島由紀夫切腹映画が有名ですが、あれは自己陶酔というかナルシズム的だと思うんですが、早乙女さんのはそれとは逆ベクトル。生死の狭間のあがきというか、外に訴えかけるものがビシビシと感じるのです(違ってたらごめんなさい)。
客席からはあまりのライブ感(うまく表現できない本物に見える、ということ)に声にならない悲鳴が漏れる。
終わった瞬間、反射的に手が腫れるほどの拍手を送っていました。たぶん劇場とかであったらスタンディングオベーションでしょう。

いやぁ、前回同様、見に来れた人は幸せだなぁ。

と、かぶりつきのエスくん夫妻のところの席が空いたのでそこに割り込む。
そこで一服、しようと思ったら手がおぼつかなく煙草を落としてしまい、エスくんに心配された。

そしてラストのジョルジュ・有末剛・卯月妙子のセッション緊縛ショーへ。
最初はジョルジュさんの演奏。
ステージング・ハイに入っていたボクにとっては、恐ろしく身に沁みる旋律。
目を閉じてじっと旋律に身を任せる。
見事なまでの即興とは思えないベースを基にした音の組み合わせに心の浮遊感を味わう。
前日、そしてその前からの緊張・心身の不調、ステージでの高揚が静かに、優しく、優しく、癒されていく。
時折入るブレイクには心臓まで止まってしまうかと。
完全にチルアウトさせていただきました。
そして今から始まるステージという「場」に心身ともに同一に。

そこに卯月さんが和装で入場。
音楽に、そして内から湧き上がる何かに突き上げられるように彷徨い、虚空を睨み、身をくねらせる。
心の喪失を埋めるための何かを求めている。
その目は人外のものだ。

有末さんが静かに登場。
先ほどの控え室とは打って変わって全身にとてつもない「何か」をまとっている。
彷徨える卯月さんを救うかのようにその身を受け入れる。
そして、彼女の居場所を与えてやるかのように、手さばき、縄目、縄裁き、全てを美しく縛っていく。
彼女はそのたびに救いを与えられていくようだ。
ここでボクはこの3人の作り出す場に完全に「酔って」いた。酒、薬なんて何もいらない。この3人の調和こそがボクをトリップさせているのだ。
そこにアドレナリンも切れ、先ほど刺された乳首の痛みがじんじんと重なってくる。それがとても心地良い。体感的に肉体と心を伴ったSMというものを感じていた。
胸を露にされ、吊られ、血を思わせる赤いロウが垂らされる。
官能的に美しすぎる。この空間を体感できるのはなんて幸せなんだろう。
「緊縛」そして「SM」。世間一般の認知を得たいのか「アート」「芸術」という言葉を使いたがる人がいるけどそれには反対だ。これは「緊縛」「SM」以外の何者でもなく、人間の業、心、体、愛、憎、全てが宿っているものなんだ。ボクはそう思う。
ムチの音が静寂を打ち砕く。嗚咽が漏れる。
縄をほどかれ、そして卯月さんの背中の彫りが露になる。思わず手を合わせてしまう。それは当に卯月さんの背負ったすべてを呑み込んだ「業」なのだ。

卯月さんとジョルジュさんが退場し、恒例の「縄あしびー」に。
有末さんは、それまでの緊迫感を解く。その瞬間、とてもお茶目でかわいく(失礼)なってしまうから凄い。
観客で縛られたい人?の問いにそれまでの迫力に萎縮したのか誰も手を挙げず。
隣のアップルミントさんに、「縛られたら?絶対いい経験になるよ。」と言うも、エスくんの抑えと、ミントさんが月一の日だということで断念。

となると、あの人です。
「縛られ姫」ストナプ婦長こと太郎さん前回に続きご指名!
「ワタシでいいんですか?」と恐縮気味にステージに上がり、「夜の学校・沖縄分校開講式」ということでお客様にレクチャーしながらの緊縛。
有末さんはタモさんに早代わり。「タモひろしです」とやっぱりお茶目(はぁと)。
後手縛りで胸を強調され、Cカップであることを暴露された太郎さん。ちょっとチクってるところをボクは見逃しませんでしたよ(笑)。
その後、あれよあれよという間に吊られて逆さ吊りに。
股に縄を通されたときに「絶対領域が!」と叫ぶ太郎さんに爆笑。ジャッキーファンなんだからワイヤーアクション体験できて良かったじゃないですか!
後からだけでなく、前からの吊るしもされてしまった太郎さん。もう後には戻れないでしょう。次の開催ではボクと共演希望!

時間があるということでもう一組、会場にいたcobraさん夫妻がこれからの夜の生活の活性化に(笑)、と有末剛もといタモひろしさん直々にレクチャー!
最後には見事な後手縛り完成!有末剛謹製の縄ももらい、これから刺激的な夜が待ってることでしょう(笑)。

というわけで、最後は全員集合して開校式無事終了!

最後は記念写真でシメ。

友人あつさんがいたはずなのにいつのまにか消えていた。くそ〜。

後片付けをしながらしばし雑談。太郎さんにはジャッキー著「愛してポーポー」でチャック全開写真を確認したことをご報告。

前回とは打って変わり、0時にイベントが終わったことから、時機を見てそそくさと会場を抜け出し、cotefの「elegAnt spAce」に恥ずかしながら生きて帰ったことを報告に。
会場行ったらびっくりの大盛況!反対にヘントナー大佐は自分の人生のカルマにローテンション。
ちょうど座久拓郎のライブも始まっていた。
座久さんのライブはいつ見てもカッチョえ〜!ゲームボーイで遊んでるようにしか見えない。
会場は沖縄のお友達でいっぱい。会う人会う人に体のムチの痕見せて、アナル処女喪失したことを話しまくって引かれまくる。楽しい。
友達減ること必至であります!または「kamikazeさん?だっけ?」と次会った時言われるか(笑)

次の日は北谷のトップレスバーでまた命と名誉を張るであります!