サディステックgrooveレポート
去る4月15日、16日に行われたSMイベントのレポート。
イベント概要
★有末剛・夜の学校沖縄分校開校式★
「サディスティックグルーヴvol2」
4月15日 21時〜
浦添市勢理客 (安謝高架橋東側道沿い)
ライブハウス「グルーヴ」
http://www.cosmos.ne.jp/~groove/
東映「花と蛇」SMチームが沖縄で緊縛公演!
世界的ベーシスト「ジョルジュ」が生演奏で絡む!
沖縄の第二期SMシーンをリードしてきた霞寿&紫苑の地元最終公演が開催される。
★米国海兵隊フレンドシップデー★
SM&ポールダンスSHOW!
4月16日(日)20時〜24時まで
米軍海兵隊キャンプフォスター
KITAMAE−GATE5前
「ジェントルメンズクラブ CHICHI’S」
出演は
★有末剛
伊藤晴雨、美濃村晃の遺志を継ぐ緊縛師。
「SMセレクト」「SMファン」はじめ、70年代から80年代のSM雑誌全般の緊縛師を務め、日活ロマンポルノ「赤い縄、果てるまで」脚本・石井隆)等の緊縛指導として活躍。AV制作社・シネマジック、芳友舎、新東宝等の緊縛ビデオの監督。
写真集「AMBIENT M」(とよた真帆)、新潮社「月刊・秋吉久美子」「月刊・荻野目慶子」「月刊・嘉門洋子」「月刊・大原かおり」「月刊・山口沙也加」の緊縛指導。女子プロレスラー井上貴子の緊縛写真集(沢渡朔)。
最新作はアラーキー撮影の花井美里写真集。
団鬼六の原作「花と蛇」の映画版で鬼源に扮し静子(杉本彩)を調教。
http://uzukino.at.infoseek.co.jp/index-11.html
http://hanatohebi-movie.com/
★卯月 妙子
カルト系AV女優、風俗嬢を経て、現在実録漫画家、流しのSMストリッパー。 未亡人で、一児の母。
背中一面に、亡き夫の戒名と般若心経、第六天魔王が彫られている。
http://members.at.infoseek.co.jp/uzukino/index-3.html
★早乙女 宏美
にっかつロマンポルノの名女優 故・長田英吉とともにSM専業ストリッパーとして全国の劇場を駆け巡る 日本唯一の切腹劇はあまりに衝撃的。
http://hamq.jp/stdB.cfm?i=mazo&pn=10
音楽は、世界的ベーシスト。
★沢田穣治(ジョルジュ)15日のみ
作曲家/編曲家/プロデューサー/コントラバス奏者、他。活動範囲は映画・TV・ミュージカル・演劇・ダンス・室内楽…と多岐に渡り、密かにオーケストラ曲を作っているという噂あり。ブラジル音楽をベースとし、ショーロ・クラブでコントラバスを弾いている、というイメージが強いであろう彼の音楽の原点は武満徹。1970年に開催された大阪万国博で武満徹の作品に出会い多大な音楽的な影響を受ける。当時、武満の名前も知らない少年期の沢田の音楽心に火を付けたショッキングな出会いであった。
時代に先駆けて作曲したテルミンや水琴窟、オンドマルトノなどの為の音楽(サントリーホールで初演)、フランス発売で現在欧米で大ヒットしている音響系ノイズアルバム「enfant terrible」(2000)等ジャンルにとらわれないスタイルは「沢田穣治音楽」として認知され、これまでにNHKのTV番組、ミュージカル、演劇、ダンス、映画音楽など多岐に亘る音楽制作を行っている。
最近では2001年度レコード大賞企画賞受賞作品(小沢昭一、夢はめぐりて)のサウンドプロデユースをはじめ2002年には、横浜市文化振興財団の作曲家シリーズの委嘱作曲家に選出されている。
海外のアーティストとの活動も盛んで、主にマルコススザーノ、アートリンゼイ、ジャキスモレレンバウン、ジョイス、サイモンフィッシャーターナー、イタマーラクーラックス、などが挙げられる。
アニメサントラ「ARIA」ではオリコン上位に長期ランキング中!
5月24日は続編「ARIA The NATURAL」ORIGINAL SOUNDTRACK due/Choro Club feat.Senoo を発売!
http://babu.com/~cinnamon/
★クラウン・コトラ(ピエロパフォーマンス)
2001、2002年の国際通りストリートパフォーマンスコンテストにて2年連続準グランプリ。
2001年、1月10日「110番の日」にて一日指令室長を務める。
2003年の琉球放送の「ウチナー紀聞」に出演しそれ以後、出演依頼が増える。
2004年 コトラファミリーの活動を評価され平成15年度青少年育成功労者の個人の部で表彰される。
2004年は年間310ステージをこなす
2003年の活動実績はこちら 2004年の活動実績はこちら
「アルパ」「今日バイト」「琉球新報」「沖縄タイムス」「レキオ」「わらびー」その他の冊子・新聞に掲載される。
http://w1.nirai.ne.jp/kotora/index2.htm
★クラウンあいろ
人気急上昇中の「萌え系」ピエロ。
沖縄県内の大型ショッピングセンターはもちろん、行政・地域自治会等での公演も多くスケジュールはいつもぎっしり。
その場に居るだけで感じる「お花畑的オ〜ラ」は彼女の最大の魅力。
http://id18.fm-p.jp/8/clownairo26/
★ばる(@蛞蝓)
沖縄のアングラミュージックシーンに刻まれた伝説的カルトバンド「牙」のキーボード。今ではコザのマイノリティージャンルDJのプロデューサーとして名をはせる。モンゴル800とコラボしたワーナーミュージックのアルバムは、今年も確実に印税を運んできている。無理やりSMショウに上げられた一昨年10月〜霞紫苑の専属M男優として活躍。郡山ミュージック劇場公演での「玉焼き・大腿焼き・乳首焼き・窒息発煙責め」は「よく生きてた」といわれるほどの熱演だった。
http://www.geocities.jp/namekujikiba/
そして何故か俺だよ。
★kamikaze中尉
前回の開催当日早朝3時、卯月妙子コミュでSMショウを知り予定を変更までしてかけつけた。出演者陣に観客で唯一「コヤツ」と思わせた奇人。「やってみませんか?」とコトラ師にロウソク渡され長い間憧れていた卯月姉さんにロウソク攻めする。有末師に、「どうですか?」と聞かれ「初めての共同作業ですね」などとアホなことを答える。旦那さんの位牌たるその刺青を重点的に垂らし恍惚。 霞寿からマイクを向けられ、「拙者の愚息も昇天寸前です!」と、またもバカ丸出しの答えをする。。。。。
生息地:映画、本、アイドル、格闘技
嗜好:眼鏡と巨乳とショートカットと前歯
主食:東スポ
日々、男ギを磨くこと、萌えを求めることに命をかける野獣公務員。
趣味だか趣味超えてるんだかよくわかんないぐらいで(バカ)映画・映像製作やっている。
最近の動向としては、森山直太郎が何故かツボにハマって困る。他、野村萬斎、藤原竜也、妻夫木聡等。
と、まあ、こんな凄い面子と共演するハメになったんですよ。ハイ。
俺SM
友人の四十九日。
死んだ友人の悪戯のせいでかなりナーバスに。
だが、それ以上にボクの心をナーバスにさせたもの。
それは、4月15日に開催される「サディスティックgroove vol.2」!
前回は観客だったのが、今回はなぜか出演に名前が!
それもこれも、霞寿師匠に「乳首ピアス開けたい」と言った話が回りまわってなぜか出演することに!
他の出演陣が凄すぎるうえに、「こちとら素人 止まらない初期衝動♪」byライムスターですよ!って歌ってる場合じゃないよ!
おかげで木曜、金曜と寝込みました…。
しかも寿師匠からの打ち合わせ等の連絡全くなし。
さすがに心配になって前日夜に寿師匠の携帯に電話。
聞くと全部アドリブでやるつもりだってんですから不安になることこの上なし。
ボク、仕込み芸人なんで、仕込みや段取りちゃんとやらないと本番でアドリブきかなくなるんですよ!即興で段取りとかだったら出来ますけど…。
ということで、打ち合わせ開始。
衣装としてボクが柔術着持ってるということを提案したら、それで行こうということに。
で、共演のばるさんと闘って、そこに女王様乱入、と打ち合わせはそこまで!その先はアドリブです…。
さあ、ただ闘うっつーのも変ですから、そっから殺陣を考えなきゃいけません。でもgroove狭いし…。
精神状態は崩壊寸前なのでいつものようにアイデアが思いつきません。うーん、うーん。
そこで思い出したのがヘントナー大佐が書いた「ボクの考えたスーパーUWFを説教」というコメント。
そう!俺なりのSM!
つまり、
SubMission(関節技)!!
ちょこっと絡んで、そっから関節技地獄に持ち込むという緊縛にも似たボクに出来るSM!
場所が狭くてもなんとかなる!
そこまで考えて頭がパンクしたので寝ることにしました。
虎穴に入ったら穴貫通!
さて、目覚めてついに土曜日。
「ついにこの日が来てしまった…」と嘆くことしきり。できれば目覚めたくなかったんだが…。
会場入りは19時ということなので、早めに家を出て那覇のBOOK JOYへ。
卯月さまへの献上品として「チャッピーと愉快な仲間ども 大増補版」を購入。
grooveへの道がてら、時間もあるので前島のcotefに立ち寄る。
奇しくもこの日、ヘントナー大佐主催のイベント「elegAnt spAce」が開かれるので死ぬ前の挨拶に。
久しぶりに5323、KEIちゃん、大佐と会う。これが今生の別れか…。
大佐は嫌なことがあったらしくローテンション。5323の拝テンションに救われる…。
groove到着までの間に必死に構成を考える。あとはばるさんと軽く打ち合わせをするだけだ。
到着してgrooveに入ると、有末さん、早乙女さん、卯月さん、ジョルジュさんと店の人のみ!
完全アウェー!
覚悟完了!と落ち着くどころか緊張が高まるばかり。この時点で死にそうに。
タイミングを見計らって皆様に挨拶し、卯月さまには「チャッピー〜」を献上。喜んでもらってとりあえずはほっとする。
コトラさん、あいろちゃん到着も、ばるさん、寿師匠未だ到着せず。うぁぁぁ〜どうすんだよ〜、と泣きそうになりつつ、ガチャピンさんや店の方と話をして時を過ごす。ガチャピンさんにgrooveでイベントやりたい、と言って快諾してもらうがそれもこれも無事だったらの話。
その間にお客さんが何人か来るが、どれも以前と客層が違って固そうな人ばかり。マジだったら引かれちゃうよ〜、俺の素人芸なんかさ〜、と緊張は頂点なんかとっくに越えて大気圏外に出そうに。
30分前にやっとばるさん到着。ほどなくして寿師匠も到着。
紫苑さんが体調悪く急に来れないということ。うーん。
5分押しでスタートし、最初はジョルジュさんとガチャピンさんのセッション。
その間、上の路上でばるさんに殺陣を仕込む。最初の絡みだけ覚えてもらえば、あとは関節技のコンビネーションで好きにやれる。ちなみにばるさん格闘技知識ゼロ。しかも段取り覚えるのが苦手ときたもんだ。
練習中、寿師匠の娘さんにバカにされまくる…。
このへんでエスくんとアップルミントさんが来る。挨拶したけど、なに話したか覚えていない…。
最初のセッションが終わりに近づき着替える。
前日、寿師匠に「ふんどし持ってない?」と言われたが持ってるわけないよ!ということで、全裸にケツ丸出しタイプのファールカップ装着!その上に柔術着を着る。これが後に悲(喜)劇を呼ぶことに…。
ファールカップ(ケツ丸出し)を見せたら本気で恥ずかしがるあいろちゃん。カワイイ…。
入り口でコトラさん、あいろちゃんと出番を待つ。
コトラさんは前回出ているだけに落ち着いている。あいろちゃんはいつもと違う状況に緊張気味。
コトラさん、あいろちゃんの出番。
軽快なメロディーで中に入っていく。
中からは笛の音と鳴り止まない笑い声と拍手喝采。
それがますます緊張を駆り立てる。プロの後に素人芸とは…トホホ…。
が、出番が近づくごとに緊張感が銀河系外へ…変なトリップ感。もうやるしかないッスよ!
当に覚悟完了!
コトラさん、あいろちゃんのステージ盛況のうちに終了。
コトラさんのトークが入って、喋ったコトラさんにみんな大ウケ!
PRIDEのテーマが鳴り、ついに出番。
ばるさん入場。グローブに自衛隊の帽子とシャツという姿にウケてる!イケる!
続いてボク入場。拍手と笑いを受ける。ステージに立ち観客にアピール。
ばるさんのパンチとキックを軽くサバき、ばるさんの尻に強烈なミドルキック!
続いてのばるさんの1・2パンチを受け、腕を取り前方回転するビクトル投げからヒザ十字固め!
そこからアキレス腱固め、ヒールホールド、STFと繋ぎ、上半身の関節技へと移行。体が動くまま、ばるさんが逃げるままに関節技地獄へと陥れていく。
そしてマウントから顔面殴打しているところに、「グロいの見せんじゃねぇ!」と寿師匠乱入!
ムチで2人をバチバチしばくと、「四つん這いになれ!」と一喝。
30男2人並んでの四つん這い姿はなかなか見れるもんじゃありませんよ(笑)
ばるさん、そしてボクのプロフィールを口上しながらバッチンバッチンしばいていく。アドリブなのに流石!場を繋いでいきます。
ふと顔を上げれば目の前にはエスくん夫妻。く、屈辱…。
ここでは「上官だから」とボクはあまりシバかれることなく、ばるさんがメタクソしばかれまくる。
「ああ、良かったなぁ」なんて思っていたら…
「卯月さんいます!?」と寿師匠の声が。師匠の娘さんが卯月さんを呼びに行き、卯月さん登場!
「メリットが欲しいとか言うもんだからちゃんと用意してありますよ」と、S役が卯月さまに交代!
なすがままに柔術着を脱がされると、それはもう!ケツ丸出しのファールカップ一丁!
前回は体験的だったムチ打ちを今回は本格的にビッシビシ受け、「もっと泣いてくれないとつまんないなぁ」と言われるもので、もっと犯していただきたく悲鳴をひぃひぃ上げる。
そして標的は衆人環視のアナル(以下ケツマンコ)に。
四つん這いでケツマンコをgrooveいっぱいのお客さんに晒し、「まずは拭き拭きしようかねぇ」と、卯月さまに拭かれるも、そこには茶色の染みが…。全く見えない状況なのだが、正直、これから起こることや、ケツマンコ見せてるよりも、この瞬間が一番恥ずかしかった!(ちなみにちゃんと風呂には入ってきました)
「ちゃんとお風呂入ってきたの!」の言葉に、咄嗟に、「すいません!つい先走ってしまって!」と返答。
拭き拭きされた後は、ロウソクに火が灯され、ゆっくりと、そして大量のロウが尾骶骨からとろーりと。
正直、はっきり言って気持ち( ・∀・)イイ!です。痔の方なんかにはオススメのプレイだと思います。
「門渡りが!アリの門渡りが!」と思わず叫んでしまうボク。
冷えてきたロウのケツマンコ部分をゆっくり除く卯月さま。その手が次に手に取ったのは「蛍光ローション」!
去年のサディスティックgrooveのレポで最後に書いた「次に卯月お姉さまとお手合わせするときは、後の処女も是非奪ってもらう所存でおります!押忍!」という言葉が、今、現実になろうとしています。
ケツマンコをローションで湿らせるその感触はなんとも…もう戻れない太陽の牙ダグラム。
そしてついに卯月さまの指がボクのケツマンコに挿入されたのであります!
感想は…東スポの街頭淫タピューでいう「アレ?こんな簡単に?」。
とりあえずは、数々の危機から守ってきたボクのアイアンメイデンが喪失されたのですよ!
指で激しく内部を刺激され、これまでに無かった未知の感覚。
「ワタシ伍長なのに中尉にこんなことしていいのかな〜」とのお言葉に、「いいぞ!伍長!その調子だ!」とアントニオ猪木ばりの挑発発言。
すると、指1本が2本!3本!4本!5本!そして…!
会場からなんか悲鳴とも笑いとも驚きともつかない声が耳には入りました。
だが、それ以上の刺激が!「伍長!伍長!」と思わずタップ。しばらく入れられてましたが流石に早すぎた感が…(ちなみにこのときジョルジュさんは「まだまだだな」と漏らしてたとか…無念)。
前に手を伸ばす伍長でありましたが、前は金的カップで完全防御。「前はファールカップで完全防護であります!」と叫ぶと、脱がせられそうになり、「ここLIVEハウスなので前は無しで」と寿師匠がストップ。でも…前出したらアンなこともコンなこともされたのかなぁ…(しばし妄想)。
「ペニスバンドないですか?」と卯月さま。ええっ!この上に本格的に犯してもらえるんですか?と喜び半分恐怖半分。
「今日はないんですよね〜」ということで急遽マラカスに(笑)
マラカスを挿入。括約筋が一番効いてるところでは「うっ」ときたもののあとはアッサリ。
「さあ〜、踊って〜♪」とボクもケツを振り振りマラカスをシェイクさせると会場大爆笑!冥利ですな。
そこに寿師匠、「祝!ケツマンコ貫通」と書かれた日の丸の旗をボクに渡す。用意してたってことは元から仕込んでやがったな、と心の中で一人ごちる。
立ってお客さんに旗振ってアピール。満場の拍手。英霊も泣いてます、ホント。
宿願のケツマンコ処女貫通に「アナル処女です!」と叫ぶ。
考えても見てください。ずっと憧れてた方に(アイドル・俳優・二次元・三次元等々問わず)、処女OR童貞を捧げたんですよ。こんな経験、大多数の人はできないはずです!
感謝の意味を込めて卯月さまと「押忍!」と挨拶!
その後、「幸せ者!」と寿師匠にケツをムチでしばかれるとマラカスが噴射しました(笑)。
そして、ケツマンコに刀で喝。すると、師匠が、「中尉、もう一つ、望みがあったよね?」と不敵な笑み。
そうです。乳首ピアスです。
注射器を手に歩み寄る師匠。
そして乳首に一本、一本と貫通させていきます。痛いには痛かったんですが、数週間前もっと太いニードルでピアス開け失敗してるんで、それに比べれば(以下略)。
それをムチさばき一発で落とす寿師匠、見事!
最後はお約束の火炎放射でシメ!
並んでの敬礼で終了!
拍手の中、初めてお客さんの顔が見えましたが引いてる人、ウケてる人、驚いてる人様々で面白かった。
あれ、後半ばるさんは?というとずっとステージ上の傍観者でした(笑)
「いや〜凄かったよ!」と言ってくれるばるさん。いつもはやられてるほうだから客観的に見えない上に、かつてばるさんが10日間かけてステージでやっていった内容を1日でやっちゃったことに対する賛辞で、ステージでは先輩のばるさんからそう言ってもらえるのはボクとしては嬉しい限り。
控え室で卯月さんと有末さんに挨拶。そして卯月さんにお礼。
その後、煙草吸いながら雑談等したのですが、これって今考えると凄いことなんですよね!
ステージング・ハイで全く気付きませんでした…ハイ(反省)
と、落ち着いたところ、「早乙女さんのステージだ!」ということを思い出し、急いで戻ると、ちょうど大詰めの切腹のところ。これが見たかったんですよ!
もうそれは、スゲェ、の一言。
鬼気迫るというか、早乙女さんの小さな体から、どうしてこんなオーラと迫力が出るんだろうとステージング・ハイと相まって脳味噌からドーパミンが出まくる。
切腹と言ったら、三島由紀夫の切腹映画が有名ですが、あれは自己陶酔というかナルシズム的だと思うんですが、早乙女さんのはそれとは逆ベクトル。生死の狭間のあがきというか、外に訴えかけるものがビシビシと感じるのです(違ってたらごめんなさい)。
客席からはあまりのライブ感(うまく表現できない本物に見える、ということ)に声にならない悲鳴が漏れる。
終わった瞬間、反射的に手が腫れるほどの拍手を送っていました。たぶん劇場とかであったらスタンディングオベーションでしょう。
いやぁ、前回同様、見に来れた人は幸せだなぁ。
と、かぶりつきのエスくん夫妻のところの席が空いたのでそこに割り込む。
そこで一服、しようと思ったら手がおぼつかなく煙草を落としてしまい、エスくんに心配された。
そしてラストのジョルジュ・有末剛・卯月妙子のセッション緊縛ショーへ。
最初はジョルジュさんの演奏。
ステージング・ハイに入っていたボクにとっては、恐ろしく身に沁みる旋律。
目を閉じてじっと旋律に身を任せる。
見事なまでの即興とは思えないベースを基にした音の組み合わせに心の浮遊感を味わう。
前日、そしてその前からの緊張・心身の不調、ステージでの高揚が静かに、優しく、優しく、癒されていく。
時折入るブレイクには心臓まで止まってしまうかと。
完全にチルアウトさせていただきました。
そして今から始まるステージという「場」に心身ともに同一に。
そこに卯月さんが和装で入場。
音楽に、そして内から湧き上がる何かに突き上げられるように彷徨い、虚空を睨み、身をくねらせる。
心の喪失を埋めるための何かを求めている。
その目は人外のものだ。
有末さんが静かに登場。
先ほどの控え室とは打って変わって全身にとてつもない「何か」をまとっている。
彷徨える卯月さんを救うかのようにその身を受け入れる。
そして、彼女の居場所を与えてやるかのように、手さばき、縄目、縄裁き、全てを美しく縛っていく。
彼女はそのたびに救いを与えられていくようだ。
ここでボクはこの3人の作り出す場に完全に「酔って」いた。酒、薬なんて何もいらない。この3人の調和こそがボクをトリップさせているのだ。
そこにアドレナリンも切れ、先ほど刺された乳首の痛みがじんじんと重なってくる。それがとても心地良い。体感的に肉体と心を伴ったSMというものを感じていた。
胸を露にされ、吊られ、血を思わせる赤いロウが垂らされる。
官能的に美しすぎる。この空間を体感できるのはなんて幸せなんだろう。
「緊縛」そして「SM」。世間一般の認知を得たいのか「アート」「芸術」という言葉を使いたがる人がいるけどそれには反対だ。これは「緊縛」「SM」以外の何者でもなく、人間の業、心、体、愛、憎、全てが宿っているものなんだ。ボクはそう思う。
ムチの音が静寂を打ち砕く。嗚咽が漏れる。
縄をほどかれ、そして卯月さんの背中の彫りが露になる。思わず手を合わせてしまう。それは当に卯月さんの背負ったすべてを呑み込んだ「業」なのだ。
卯月さんとジョルジュさんが退場し、恒例の「縄あしびー」に。
有末さんは、それまでの緊迫感を解く。その瞬間、とてもお茶目でかわいく(失礼)なってしまうから凄い。
観客で縛られたい人?の問いにそれまでの迫力に萎縮したのか誰も手を挙げず。
隣のアップルミントさんに、「縛られたら?絶対いい経験になるよ。」と言うも、エスくんの抑えと、ミントさんが月一の日だということで断念。
となると、あの人です。
「縛られ姫」ストナプ婦長こと太郎さん前回に続きご指名!
「ワタシでいいんですか?」と恐縮気味にステージに上がり、「夜の学校・沖縄分校開講式」ということでお客様にレクチャーしながらの緊縛。
有末さんはタモさんに早代わり。「タモひろしです」とやっぱりお茶目(はぁと)。
後手縛りで胸を強調され、Cカップであることを暴露された太郎さん。ちょっとチクってるところをボクは見逃しませんでしたよ(笑)。
その後、あれよあれよという間に吊られて逆さ吊りに。
股に縄を通されたときに「絶対領域が!」と叫ぶ太郎さんに爆笑。ジャッキーファンなんだからワイヤーアクション体験できて良かったじゃないですか!
後からだけでなく、前からの吊るしもされてしまった太郎さん。もう後には戻れないでしょう。次の開催ではボクと共演希望!
時間があるということでもう一組、会場にいたcobraさん夫妻がこれからの夜の生活の活性化に(笑)、と有末剛もといタモひろしさん直々にレクチャー!
最後には見事な後手縛り完成!有末剛謹製の縄ももらい、これから刺激的な夜が待ってることでしょう(笑)。
というわけで、最後は全員集合して開校式無事終了!
最後は記念写真でシメ。
友人あつさんがいたはずなのにいつのまにか消えていた。くそ〜。
後片付けをしながらしばし雑談。太郎さんにはジャッキー著「愛してポーポー」でチャック全開写真を確認したことをご報告。
前回とは打って変わり、0時にイベントが終わったことから、時機を見てそそくさと会場を抜け出し、cotefの「elegAnt spAce」に恥ずかしながら生きて帰ったことを報告に。
会場行ったらびっくりの大盛況!反対にヘントナー大佐は自分の人生のカルマにローテンション。
ちょうど座久拓郎のライブも始まっていた。
座久さんのライブはいつ見てもカッチョえ〜!ゲームボーイで遊んでるようにしか見えない。
会場は沖縄のお友達でいっぱい。会う人会う人に体のムチの痕見せて、アナル処女喪失したことを話しまくって引かれまくる。楽しい。
友達減ること必至であります!または「kamikazeさん?だっけ?」と次会った時言われるか(笑)
次の日は北谷のトップレスバーでまた命と名誉を張るであります!
汝、飛び込め!さすれば与えられん!
前日の疲れから昼過ぎに目覚め、近くの食堂へ。
ヤンサン読んでたら、「絶望に効く薬」が岡田斗志夫だった。
「誰にでも創造する力はある」と主張する岡田。消費末端のオタクは消費者であって本当のオタクではない、との弁。思わず、う〜ん、と唸らされる。自分は消費末端者なのか、どうなのか…。
本日は北谷のキャンプ・フォースター前のトップレス・バー「ChiChis」にて前日に引き続きのSMショー。当然、M男。ばるさんと。
2時間前に入ろうと家を出ようと思ったが、車のエンジンがかからず。近くの業者呼んだら、バッテリー切れということで充電作業で手間取り、会場入りがギリギリに。
会場に入ると、そこはもうアメリカ。でっかい白人のガードに止められ、「Today’s actor」と告げて寿師匠を呼んでもらい中に入る。
尊敬するポール・パーホーベンの伝説的クソ映画「ショーガール」の世界がそこに!
ホールのど真ん中にビリヤード台の二まわりばかりデカいステージがあり、そこには3本のポールが立っている。昨日とは全く違った空間に武者震い。
控え室に入ると、共演のちゃこさんと紫苑姉さんが。
挨拶すると、「Kamikazeはムチ大丈夫?」と聞かれたので、「大丈夫ですよ、あとロウソクも」と答えて、以上、打ち合わせ終了(笑)
控え室は、人種問わないダンサーのお姉ちゃんたちがとっかえひっかえ入り乱れ、人目も気にせずオッパイブラブラさせて歩き回る。いや〜、ステキ過ぎる!夢の空間!
ばるさん到着し、衣装に着替えたあたりで、コトラさん・あいろちゃんも到着。
さんの次がウチらの出番。出だしは前日と一緒。ただ今日は、霞紫苑・寿のダブル攻め!
有末さん、早乙女さん、卯月さんも控え室であってご挨拶。
今日は、有末さんと卯月さんは前日とは変わって洋装。会場に合わせてなのだろうが、いつものショーとは違うモノになりそうで期待大!ましてや卯月さんは、ブラウスにミニのタイトスカートと、ボクのツボはまりまくり!これでメガネだったら悶死必至!
そんなこんなで最初のダンスステージが終わり、ついにSMショーの幕が開いた。
最初はちゃこさんと台湾スジオくん(蛇)のスネークショー。ちなみにちゃこさんはニューハーフ。
その間、紫苑さん、ばるさん、ボクは、抱き合ってステージの成功を祈る。
ちゃこさんのステージ終わり、音楽と共にばるさんステージへ。
続いてボクもステージ上へ。まるでリングに上がる気持ち。
前日と同じく、ばるさんの攻撃をサバき、関節地獄へ。
この日のばるさんは前日と変わり抵抗激しく極めるのにも熱が入る。
そこへ、霞紫苑・寿乱入!
ムチをバチバチと打ち鳴らすと、哀れなマゾ男2人は舞台狭しと逃げ回る!
ついに2人は捕まり、ステージ中央へと引き立てられ、着衣を剥ぎ取られる。
関節技をさっきまで極めていたはずのボクは、いつのまにか縄に極められ、体中にロウソクを垂らされる。観客からの悲鳴が聞こえる。
そして顔面ラップ巻き!マジで窒息し、思わず縄外して手で空気穴確保!ホント、死ぬかと思った!
後でばるさんに聞くと、巻かれるときに歯を、
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こうしとけば巻かれても息が確保できるとの、ホントに役に立たないトリビア!
と、閑話休題。
足の指にロウソクを挟められ、ラップの上から顔面にロウソク。さらには股間に鈴付き洗濯バサミを大量に挟められ、それをムチで叩き落とすという荒業!棒が痛い!
これでは終わらず、片足を緊縛、逆さに吊り下げられると、両足のふくらはぎに3本づつのニードル貫通!
こんなことされながらも、「ああ、これで霞コンビも見れないんだなぁ…それに立ち会ってるんだなぁ…」と痛みではなく感慨で目を潤ませてたのはここだけのヒミツ。
縄を解かれ解放されるもケツを蹴られ、ステージ外に落とされる。
そこで待っていたのは、通常の緊縛吊りとは違う、腹に縄を一巻きしただけのホントの「吊るし上げ」!
体をくの字にして吊り上げられるその姿は、さながら「水揚げされたニューネッシー」(笑)
腹筋だけで全体重を支えるこの責めは見た目も派手だが本当につらかった…。
体ボロボロになりながら降ろされてステージ上に再び蹴り上げられるボク。
ここでS役交代、紫苑さんが女王さまに。
天使の羽で叩かれ、首に縄をかけられ、腹にニードルを刺される。1本、2本…計5本のニードルを刺される。
抜き取ると、首縄を引かれ犬の如く四方へ挨拶。紫苑さんにピンヒールで踏まれまくり。ふと見ると、ばるさんが蛍光ローションだらけで光りまくっていた。
パンツを裂かれ、尻ッぺたに連続張り手。
そして、尻尾をアナルに挿入!
いや〜、卯月さんに昨日アナル処女捧げててよかった。
その尻尾をお客さんに持たせムチで一撃!アナルから尻尾が抜ける。
さらに縄を引かれ、かぶりつきのお客さんにロウソクを垂らさせる。
最初のお姉さんは楽しそうにロウソクを垂らしてくれたばかりか、乳首をぺロリ。マジ気持ちよかった!さらにはパンツにチップを!
この瞬間、ボクはプロM男としてデビューを果たしたのでした。
四方を回りお客さんにロウソクを垂らさせる。女性は楽しそうにやってくれるのでこちらとしても嬉しいばかりか、気持ちよく「萌え〜!」なことしきり。だけど男性はビビりまくって垂らすもんでこっちとしては「萎え〜!」。
やっぱ、SMは女性のほうが食いつきがいいですな。"(,,゚Д゚) ガンガレ!"
そして縄をほどかれ、無事、ステージを後にしたのでした。
疲れた、っていうか、後から話を聞けば、音楽に合わせてステージするのが勝手にリピートされて時間が倍になったとか!計45分!疲れるよ、そりゃ!
休む間もなくTシャツはおってステージの後片付け。
そして早乙女宏美さんのステージ。
控え室では、ステージの成功を祝して紫苑さん、ばるさんとハグ。ばるさんは今回で引退らしい?ので紫苑さんから血染めの天使の羽がプレゼント。
控え室で体のロウを取ってると、ダンサーのお姉さんが「凄い!大丈夫!?」と尋ねるが、M男2人「いやぁ〜大したことないですよ」って、すっかり慣れたもの!つーか、ボクまだデビュー2日目!
後片付けをすませ外に出ると、早乙女さんの切腹が佳境のところ。
腹をかっさばき、胸に刃を突き立てると観客から悲鳴が漏れる。いや〜素晴らしすぎる!これぞJAPANのHARAKIRI!
死から蘇り、四方に挨拶する早乙女さんに観客から笑いが漏れる。可笑しいわけではなく、安堵の笑い。
そして、卯月さんが登場。
手枷、足枷、鎖に繋がれ、ラムシュタインに合わせて踊りまくる!
前日の前衛的な雰囲気とはうってかわっての躍動的なダンス!
鎖をステージに打ち鳴らす様に見ているこっちもアガりまくる!
四方を挑発しまくり、撮影していたマカベ氏を鎖で絡めとり顔をぺろーりと一舐め。マカベさん力抜け切ったように崩れ落ちる。いいリアクション!
その後、かぶりつきのお客さんに口づけをサービスする卯月さん。
手枷足枷を外し、そして、スカートとブラウスを脱ぎ捨て、背中の彫りを露にする。観客どよめき。
動きは変わり、自分の失くしたものを求めるかのように体をうねらせる。
そこに、
「ようこそ」
の声とともに、音楽が変わり、有末さん入場!あまりのカッコ良さに全身総毛立つ!
いつもとは違う、ステージ上で洋装の有末さん。普段は見れない姿に感激。
かかってる音楽も素晴らしい。どこかで聞いたんだが思い出せない。アニメのサントラなんだが…。
卯月さんを捕まえ、あっという間に後手縛りに縛り上げる。凄い速さ。
前日とは打って変わって、スペクタクル溢れるステージに体が震える。
横に渡したポールが滑ってなかなかうまく吊り上げられないながらも、海老座りで縛り上げ、卯月さんを吊り上げる。
と、ここで、音楽がなんだったか思い出す。「ベルセルク」だ!平沢進ですよ!センス溢れるチョイスに「さすがは卯月姉さん!」とますます心は沸き立つ。オタク万歳!
ロウソクが灯され、真紅のロウが卯月さんの体に垂らされる。
照明と相まって幻想的な雰囲気に包まれる。
ムチが体に叩き込まれ、炸裂音と喘ぎ声が会場に響き渡る。
縄から放たれた卯月さんが有末さんに体を預け、ステージ終了。
後片付けをし、控え室に戻ると、卯月さんが「あ〜、もうやっぱりワタシ痩せる〜」と漏らしている。
やっぱり、吊り上げのとき、ポールが滑るのと相まって吊り難かったそうな。
「曲、ベルセルクですよね?」と聞くと「そうそう、それに『BANANA FISH』混ぜて」との回答。オタク万歳!
「いや〜有末さんが入ってくときは総毛立ちましたよ!」と言うと「そ、そう?」と嬉しそうに答えてくれる。
「カラオケで歌えるんですよ、あの挿入歌のベルセルク」と答えると「え〜!そうなの?」と卯月さんが叫ぶ。
そして、卯月さんの体のロウを取る作業に。
背中の彫りと生尻をなんの気兼ねも無く触りまくり。よくよく考えると凄い経験でございますよ!
後片付けを終え、外に出ると、クラウン・コトラ&あいろステージの真っ最中。
メチャクチャ大盛況!
大の大人たちが人種関係なく手を挙げて風船を欲しがっている。クラウンという職人の持つ力が如実に現れています。誰をも純粋な子供に戻してしまう。
ダンサーの方々が「こんなステージ(SM)の後じゃウチらできないよ」とごちていたけど、二人の力で見事、場の雰囲気は和やかなものに。
この構成を作った寿師匠も流石だ。
四方八方からチップが飛び交い、帽子から溢れるほどに。
ステージ後もしっかりともらえなかった人たちに風船を作ってあげるコトラさんとあいろちゃん。微笑まし過ぎます。
SMショーも終わり、通常のダンスステージに。
ステージにチップを置くと、ダンサーたちがあんなコトやこんなコトをしてくれるのだ。
日本人や海兵隊らしきお兄ちゃんがステージに横たわり、顔や股間の上でクネクネと。
さらにはベルトを抜かれて腹をバチバチ叩かれてるけど、アレ、絶対バラムチより痛いよ!と経験者談。
そのうち、卯月さんがチップ持ってスタコラサッサとかぶりつきの席に。見るからにワクワクそうに陣取って、チップを渡すとステージ上に飛び上がり、いきなりダンサーとレズショーを!観客からヤンヤの喝采!
そのうち紫苑さんも我慢できずチップ持ってステージに駆け上がり同じくレズショー開始!
いや〜、楽しすぎる!
それを見てたら、紫苑さんにチップを渡され、ばるさんとボクもチップサービスを受けることに。
ステージ上に寝転がり、あんなコトやこんなコトをされたのだが、昨日のステージでニードル刺されて癒えてない乳首を思いっきり噛まれ涙ちょちょぎれ!愚息もあまりの痛さに消沈…。
途中、ステージ上でお客として思いっきり大開脚パンツ丸見えでダンサーと戯れてた照井美沙さんが帰り際、有末さんと寿師匠に写真集を手渡してく。照井美沙さんだと知るのは後のことで、てっきりファンが同人誌を渡していったのかと…オタクの性。
最後に「日本緊縛伝統保存会」と紹介され、再びステージ上に立ち観客に挨拶。
この日は、普段、外人しか入らないところが130人の日本人が来場!大盛況だったそうな。
マネージャーの方も大喜びでまたやってほしいとのコト。ってまたやるんですか!?(笑)
道具の撤収も終え、外に出るときに有末さん、卯月さん、早乙女さんと談笑。
「卯月に処女奪ってもらって良かったねぇ〜」と言われて、「いや〜、もし松田聖子ファンだったんなら松田聖子に童貞奪ってもらうのと一緒ですからねぇ」と答え、笑われる。冷静に考えれば男の童貞と処女は違うのだがいいのだ、これでいいのだ!
会場から出るとき、出演者の方と出るが、ふと正気に帰り、足が震える。正直、普通に暮らしてたら会えない面子だ。その重さにガクガクと震える。
北谷で打ち上げセッティング。打ち上げとなる。
中身はやっぱプライベートだから詳しくは書けないが、凄い話であったことは事実。正面に卯月さん、斜め前に早乙女さん、隣に有末さんという、やっぱありえない状況。沖縄料理食べたい、という卯月さんが「痩せる〜」と言ったにも関わらず料理がっつきまくりでみんなを笑わせる。ああ、この人は、母で、女で、少女なんだなぁ、なんかよくわかんないけどファンで良かったなぁ、と思った。
ありえないような二日間の経験。
それもこれも、半年前、grooveにいて、手を挙げなかったら起こらなかったことだ。
冒頭に書いた文章にある消費末端者とは、送り手側の送ることをまんじりとして受けてしまうことなのではないのだろうか?オタクとは言ってるけど果たして本当にそれが好きなのかどうなのかも説明できる言葉を持っているのだろうか。
自分はまだまだだとは思うけど、自分が本当に何が好きなのかという言葉を持っていて、一歩を踏み出す勇気を持っていた。
それが回りまわってこんな経験できない経験をさせてもらったんだと思う。
ただ、そこに留まり、受け続けるだけでは創造には繋がらない。
そこから一歩を踏み出すこと。何に繋がっていくかはわからない。でもそれが人生において明日を創造することなんだと、体に刻まれた傷と経験の中、そう思う。